開発中
面倒事は嫌いだが、手間を掛けることは嫌いじゃない。だから、手塩をかけて調教してやろうと思った。何より、今の僕は暇を持て余している。
放課後の大図書館。古紙の匂いが埃っぽい室内に漂っている。ソファーに凭れるように座ったシュナイゼルの足の間に、ロイドはいた。
「…ロイド、また歯が当たってる。いつまでも上達しないね」
「ん、ひ…んぐ…っ!」
ぐっと小振りな頭を押さえつける。くぐもった声にシュナイゼルはニヤリと笑った。ロイドは奥まで銜え込んで必死に舌を使い、シュナイゼルを愛撫している。髪に指を差し入れ撫でると、柔らかい癖のある髪の感触が心地好い。
「ふぁ、んぅ…っ」
稚拙な舌技が愛おしくてシュナイゼルはふっと微笑んだ。何でも器用にこなすロイドだが口淫だけは一向に上達しない。温かな口内に銜えられたシュナイゼル自身がロイドによってじっくりと育てられていく。必死なロイドが滑稽に見えてシュナイゼルは目を細めた。
「うん、一生懸命だね。いいよ、もっと丹念に……」
「ん、ん…」
「…ああ、ロイド、ちょっと…」
「あっ!」
ねちゃあっと糸を引いてシュナイゼルから口を離した瞬間、精液がロイドの顔面を直撃する。前髪も眼鏡もシュナイゼルの吐き出したものでどろどろになってしまい、ロイドは眉を寄せた。
「もぉ、出すときは言ってってばぁ…」
ロイドは呟きながら、まるで猫のように顔に付いた精液を拭っている。口周りに付いたそれを嘗めとる仕草はぼうっとしていて、どこか淫靡だ。
「すまない。我慢出来なくなってしまった」
「んん〜…眼鏡までべとべとぉ」
「…そうむくれないで。でも拗ねた顔も可愛いよ。食べちゃいたくなる」
「うん、いいよ、めしあがれ?」
ロイドをソファーに座るように促して、そのまま押し倒した。